浅野ゆう子と若村麻由美の凸凹姉妹ライター和菓子店の裏を暴く [浅野ゆう子]
「もうゴーストライターはやらない」と突っぱねる悠里だが、
「これがうまくいけば、小説も発注する」という彩乃の言葉に負け、
仕事を引き受ける。鮫島悠里(浅野ゆう子)は、売れない小説家。
そんなある日、悠里は、雑誌編集者である妹・彩乃(若村麻由美)から、
和菓子メーカー“大滝庵”創業者・大滝燐太郎(螢雪次朗)の
自伝のゴーストライターを頼まれる。
大滝庵は創業当初は小さな和菓子店だったが、
コラーゲン入りのスイーツ“天熟ドルチェ”が大ヒットし、
いまや全国に80店舗を構える大企業に成長していた。
そして悦子は、家族の絆が会社を支えてきたのだと、
悠里に強調する。
25年前に新人文学賞を取ったデビュー作が唯一ヒットしただけで、
その後は鳴かず飛ばずの状態が続いていた。
そのほかにも、“天熟ドルチェ”をプロデュースした長女・千鶴子(中山忍)と、副社長の長男・直樹(東根作寿英)、
その妻で商品アドバイザーのやよいが、
次々と挨拶に現れる。
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家政婦の木島沙代(左時枝)の案内で応対したのは、
一族を束ねる美貌の妻・悦子(多岐川裕美)。
無理を言って面会した悠里に、燐太郎は「もし家族が反対しても、
自伝を書き続けてほしい」と頼んだ上、
突然「私は人を殺したことがある」と告白!
だがその直後に容態が急変し、そのまま他界してしまう。
だが、社長の自伝出版を発注したのは悦子らしく、
当の燐太郎はがんを患って寝たきりで、
取材を受けられるような状態ではないとわかる。
さっそく大滝家の大邸宅へ取材に赴く、悠里と彩乃。
もしや雪実は、
大滝家内部のスキャンダルを暴こうとして燐太郎に殺されたのでは…!?
そう考えた悠里が、
殺害される前の雪実が何を書こうとしていたのかを調べはじめた途端に、
また新たな殺人事件が発生した!!
一希は、フリーライター・河島雪実(大家由祐子)が
殺された事件の捜査中で、雪実が殺害される直前に燐太郎と会っていたことをつかんだという。衝撃の展開に動揺しつつも燐太郎の葬儀に参列した悠里と彩乃は、弟で警視庁捜査一課管理官の一希(鶴見辰吾)と鉢合わせする。
そんなとき、直樹が会社の金をカジノにつぎ込んでいたことや、
千鶴子が天熟ドルチェのヒットを契機に
社内人事を一掃するクーデターを画策していたことなどを
週刊誌が報じ、大滝家の内紛が一気に明らかになる。
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