MRJ 初飛行 中継!MRJは三菱リージョナルジェットの略です。 [MRJ 初飛行]
MRJ初飛行
53年ぶりに夢を乗せて離陸、
国産旅客機として初飛行
三菱航空機が開発する国産初の小型ジェット旅客機
世界を目指すMRJは、
全長35メートル前後、
座席数は70~90席程度の小型機で
主に地方と地方を結ぶ路線で利用される見通し。
従来機よりも燃費が優れているのが特徴だ。
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国産旅客機の初飛行は愛知県営名古屋 空港(同)から飛び立った。
戦後初のプロペラ旅客機「YS-11」以来、53年ぶり。
平成20年の事業化から7年以上かけて、ようや
く初飛行にこぎ着けた。
白いスマートな機体がごう音とともに初めて空へ飛び立った。
当日の名古屋空港の天候は晴れで、
薄い雲が広がる中、MRJは無事離陸した。
関係者によれば、
まずは太平洋側の静岡県沖から伊勢湾の方向へ向かうという。
再び、名古屋空港に着陸する。
再び、世界を目指すMRJは、
全長35メートル前後、
座席数は70~90席程度の小型機で
主に地方と地方を結ぶ路線で利用される見通し。
従来機よりも燃費が優れているのが特徴だ。
開発では設計の見直しなどが相次ぎ、
スケジュールの延期は5度に上り、
初飛行は当初の計画より4年以上遅れている。
新幹線に続き、
航空機でも中国が日本に国際受注戦争を仕掛けようとしている。
中国が約12年もの長い期間を費やして開発した
初の国産ジェット旅客 機「ARJ21」初号機が、
ようやく中国・成都航空に引き渡され、
近く商業運航を始める。
座席数が78~90席と、
三菱航空機 の「三菱リージョナルジェット(MRJ)」と
競合するサイズの中小型機。
日本としては市場投入で中国に先行された格好だが、
国際的な評価ではMRJが“圧 勝”の様相を呈する。
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そのワケは?
■懸命のアピール「量産態勢整った!」
「8つの国内空港間で28ルート、81回のテストフライトを順調に終えた。
累積飛行時間は172時間を超え、耐久基準をクリアした」
ARJ21を開発する中国商用飛機有限公司(COMAC)は
昨年11月末、耐久試験を終えたことで、
いよいよ商業飛行の準備が整ったと発表した。
珠海航空ショーでデモ飛行を披露。
8の字飛行などで観客を沸かせた。
着陸後の機内からタラップに降りたCOMACの金壮竜会長は、
満 面の笑みを浮かべながら手を振るパフォーマンスを見せた。
COMACは同月、中国国内のリース会社とアフリカ・コンゴの政府から、
ARJ21を合計23機受注したことも発表。
合計の受注総数は昨年11月の時点で278機に達したとしている。
現地報道では「受注が300機を超えた」と されているほか、
「すでに西安の工場で量産態勢に入った」、
「上海の新工場も完成した」など、世界へ向けて活発なアピールが行われている。
その背景にあるのが、日本のMRJの存在だ。
後発のMRJの受注が好調なのに対し、
中国側には焦燥感が募っているとみられる。
昨年10月に機体をお披露目 したばかりで、
まだ初飛行もしていないMRJだが、
これまでに国内外から400機を超える受注を獲得した。
スタイリッシュな機体は世界中で大々的に報じら れ、
注目度も急上昇している。
航続距離が3000キロメートル程度で、
主に地域間輸送を担う100席程度の中小型機は「リージョナル ジェット」と呼ばれ、
現在、ブラジルのエンブラエル、
カナダのボンバルディアの2強が市場の大部分を占めている。
「MRJはリージョナルジェット受注のうち22%を獲得するこ とができるだろう」と語り、
早くもMRJが2強に割って入ると予想する。
MRJは、同型の競合機に対して燃費性能で20%程度優れ、
貨物 室の位置を工夫するなどして客室空間を広くするなど、
日本の技術力を遺憾なく発揮した点が高く評価されている。
今後、急速に市場拡大が見込まれるリージョ ナルジェット市場では、
ブラジル、カナダの2強に加え、
日本のMRJを加えた三つどもえの競争になるというのが、
航空関係者の間での一致した見方だ。
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